• TOP

  • News

  • 動画/音声データのアノテーション・CSVデータのクレンジング機能をGAUSS Foundation Platformに追加

News

2019.02.28 お知らせ

動画/音声データのアノテーション・CSVデータのクレンジング機能をGAUSS Foundation Platformに追加

株式会社GAUSS(本社:東京都渋谷区、代表取締役:宇都宮 綱紀、以下「GAUSS」)は、大量のデータから教師データを作成する「アノテーション」機能に、動画アノテーション(Scene Recognition)、音声アノテーション(Audio Classification)への対応、ならびに、CSVデータのクレンジング機能の提供を新たに開始いたしました。


GAUSSが提供する「GAUSS Foundation Platform(以下「GFP」)」は、AIの継続的なインテグレーションに必要な機能を包括的に提供するプラットフォームです。

AIを活用するための5つの運用サイクル、①データ取得、②アノテーション、③学習、④デプロイ(API発行)⑤CI(運用)、における各工程において必要なツールの利用、開発サポートを受けることができ、AIの実装および運用における大幅な省力化・自動化を実現します。


この中で、②アノテーションは、取得した大量のデータを識別および分類し、教師データ(正解データ)を作成する機能です。
精度の高い学習済みモデルを生成するうえで重要な工程である一方で、コンピューターによる自動化が難しい領域であり、人手による大量なデータの識別および分類が必要であるため、アノテーションを行う多数の人材を確保する必要があります。

GAUSSでは、本課題を解決すべく、2018年10月に、アノテーションの工程を自動化、省力化する仕組みである、アノテーションをより容易にかつ正しく行うためのツールを、GFPの機能の1つとして、提供を開始しております。


【追加機能の紹介】
この度、「アノテーションツール」に追加した機能は、これまで提供していた画像のデータ識別や分類に加え、映像データの特定シーンに対してラベル付けを行う動画アノテーション、音声データに対してラベル付けを行う音声アノテーション、CSVデータのクレンジング機能の3つです。
 

 

●動画アノテーション
本機能を利用し作成した教師付きデータからモデルを学習することにより、製造業などの工場や店舗で撮影したカメラ映像から連続したシーンの検出、テレビ・映画・オンデマンドストリーミング・SNSへの投稿動画などの放送業界・映像メディアから特定シーンの検出等が可能となります。

●音声アノテーション
本機能を利用し作成した教師付きデータからモデルを学習することにより、通話や会議内容などの音声から特定の単語・感情のセリフの抽出等が可能となります。

●CSVデータのクレンジング
プラットフォーム上でセルデータのフィルタリングやクレンジングを行うことができるだけでなく、ワンクリックでの円グラフを作成や最大値・最小値・平均値の確認ができるなど、データの可視化も容易に行うことができます。


【今後の展開】
GAUSSは、アノテーションや学習に関連した機能やサービスのさらなる拡充を図り、企業様がAI事業展開をより簡単に、よりスピーディーに実現できるよう、価値提供を続けてまいります。


【GFP関連記事】
◆ AIスタートアップ「GAUSS」、MatrixFlow社と業務提携し、機械学習アルゴリズムの選定・パラメータチューニングを自動化するサービス「AutoFlow」を提供します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000027358.html

◆ スタートアップ「GAUSS」、Oracle Cloud Infrastructureを活用し、誰でも簡単にAI開発・導入ができるプラットフォーム提供を開始します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000027358.html

 
【GAUSS会社概要】


GAUSSは、AIパッケージ販売・受託開発および競馬予想AIの開発・運営をしています。「想像したことを創造する」をビジョンに、AI技術研究に留まらず、自社もAI事業を営む実行力を強みとして、全業界の法人向けに新規事業の創出や業務の効率化を支援します。
GAUSSは、日本ディープラーニング協会(JDLA)の正会員です。

 

 

【取引実績】