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2018.07.25 お知らせ

Oracle Cloud Infrastructureを活用し、誰でも簡単にAI開発・導入ができるプラットフォーム提供を開始します

 
 

株式会社GAUSS(本社:東京都渋谷区、以下「GAUSS」)は、2018年10月より、AI開発を支援するプラットフォーム(GAUSS Foundation Platform、以下、GFP)の提供をいたします。

これまで、様々な企業にクローズドβ版でのトライアル提供を行ってきた「GAUSS Foundation Platform」を利用拡大の目的で、日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、以下「オラクル」)の「Oracle Cloud Infrastructure」を採用し、サービス展開を開始いたします。

このGFPを使用することで、これからAIの開発・導入を考えている企業様が、簡単に独自のAI開発・導入を行うことができるようになります。各工程をカバーするツールの利用やAI開発サポートの利用を行うことにより、低価格かつ短期間でのAI事業展開が実現します。

 [GFPサービス概要]
AI開発を支援するプラットフォームを提供し、データ準備(RPAツール)、データクレンジング、アノテーション、学習、デプロイ、継続的なインテグレーションを一気通貫でサポートいたします。

画面イメージ

[GFPの特徴]
「システムの流れと特徴」

(データ取得)
AI開発に欠かせないデータ取得やデータ収集をワンクリックで代行してくれるデジタルロボット(RPAツール)を搭載しております。
(アノテーション)
教師データ作成を簡単に行うため、教師データの作成ツール(アノテーションツール)を搭載しております。
※ツールは無償提供。教師データ作成の代行も可能です。
(モデルの構築)
機械学習におけるアルゴリズムに関しては、標準で準備しております。不明点がある場合やアプローチ検討の際は、弊社データサイエンティストのサポートも可能です。
(学習)
「Oracle Cloud Infrastructure」のベアメタルGPUインスタンスを使用することで高速な学習が可能です。
(デプロイ)
モデルのトレーニングとチューニングが完了したら、本番稼働用環境に簡単にデプロイして、新しいデータに対する予測 (推論と呼ばれるプロセス) を開始できます。
(CI)
上記のプロセスを定期的に実行し継続的なインテグレーションを実現いたします。

[システムアーキテクチャ]
主要機能はDockerコンテナでマイクロサービス化されており、オラクル社のコンテナオーケストレーションツールの「Oracle Container Engine for Kubernetes」で管理されています。「Oracle Container Engine for Kubernetes」を導入することでDockerコンテナのみではなし得なかった、オートスケーリング・自動障害復旧・継続的なデプロイといった運用が可能になります。
また、AI基盤として、高速なGPU環境である、「Bare Metal GPU Instance (NVIDIA Tesla V100)」を利用しております。 

[他社との優位性]
他社と比較し、優位性を保つため、GAUSSでは以下の自社開発サポートツール、アルゴリズムの実装を予定しております。

サポートツール
・RPAツール(データ取得)
・アノテーションツール(教師データ作成)
アルゴリズム
・画像認識エンジン: ゴッホ(Computer Vision)
・予測エンジン: ガリレオ(Demand Prediction)
・自然言語処理エンジン: ゲーテ(Text Mining)
ビジュアライゼーション
・自社開発のクラスタリング可視化ツール(SOM)
その他
・弊社R&Dセンター研究員のサポート

[導入効果]
これからAIの開発・導入を考えている企業様が、簡単に独自のAI開発・導入を行うことができるようになります。各工程をカバーするツールの利用やAI開発サポートの利用を行うことにより、低価格かつ短期間でのAI事業展開が実現します。

[導入実績]
株式会社ANAPとの共同開発のAuto Tagging System(以下、「ATS」)を始めとし、現在大手複数社での導入中であり、画像認識案件を始めとしたAI開発案件のサポートを実施いたします。

[Oracle Cloudとの価値の提供]
今回、Oracle Cloud Infrastructure採用に至った背景は、ベアメタルGPU環境を活用することによる機械学習の高速化への期待のみならず、Oracle Cloud Infrastructureの「Oracle Container Engine for Kubernetes」と「File Storage」についても、他社クラウドサービスと比較した性能や価格優位性を高く評価しています。
また、オラクル社が提供する、データベース、アナリティクス関連のPaaSや、マーケティング関連などのSaaSとの高い親和性もポイントとなり、提供するサービスのさらなる付加価値として、今後の更なるサービスの拡張が可能となることを期待しています。
また、これまでオラクル社が培ってきたデータ分析の技術や実績、さらにオラクル社が提供する高いレベルのサポートおよび技術コンサルティング力も高く評価しております。

[日本オラクル株式会社からのコメント]
日本オラクルは、GAUSS様のAI開発支援プラットフォーム「GAUSS Foundation Platform」のサービス提供開始の発表を心より歓迎いたします。GAUSS様は、これまで社内のデータ分析基盤に「Oracle Cloud Infrastructure」をご採用頂いており、他社と比較して高速なトランザクション処理やコストパフォーマンスなどを評価いただきました。この度、「GAUSS Foundation Platform」サービス基盤として「Oracle Cloud Infrastructure」を採用いただき、AI開発における高いパフォーマンスに加え、「Oracle Cloud Platform」のデータ分析などの「Oracle Cloud」との連携により、更に多くのメリットを提供できるものと期待しています。

日本オラクル株式会社 執行役員 オラクル・デジタル本部長 本多 充 

[イベント登壇]
2018年7月27日、日本オラクルが開催する(ウエスティンホテル東京@恵比寿)「Oracle Innovation Summit Tokyo 2018」に登壇し、サービスの詳細を発表いたします。

弊社登壇者
・安田 大地(AIプラットフォーム部 部長)
・野下 龍(営業部 主任 SIVA PRESS 編集長)

(以下、「Oracle Innovation Summit Tokyo 2018」リンク)
http://www.oracle.co.jp/events/innovation/2018

[今後の方針]
弊社のこれまでのAI開発の強みと、これまでオラクル社が培ってきた高い技術力を活かし、サービス展開を実施いたします。
弊社はGFPのリリースに先駆け、申し込みを受け付けます。
また、開発を加速するとともに、顧客の開拓と更なる価値の提供を推進していきます。

[GAUSS 支援実績]
上場企業をはじめとした様々な業界の企業に対して、AIの共同開発、実証研究レポーティングサービス、コンサルティング、研修などを提供しています。

[主なメディア掲載]
・TBSラジオ「AI共存ラジオ」金曜日レギュラー出演 (17年10月~18年3月)
・フジテレビ 「ホンマでっか!?TV」でSIVA紹介 (18年1月10日)
・人工知能メディア「AINOW」でGAUSS紹介 (17年11月21日)
・Yahoo!ニュース「ITmediaエンタープライズ」でSIVA紹介 (18年5月11日)
・エンジニア向けメディア「Mewcket」でSIVA紹介(18年6月28日)

[GAUSS会社概要]
GAUSSは、AIパッケージ販売・受託開発およびAI公営競技予測の開発・運営をしています。「想像したことを創造する」を理念に、AI技術研究に留まらず、自社もAI事業を営む実行力を強みとして、全業界の法人様向けに新規事業の創出や業務の効率化を支援します。

設立 :2017年5月
本社 :東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル3号館5階
従業員数:25名(インターン含む)
技術顧問:各AI領域に強みを持つ国立大学、私立大学の教授など多数
資本金:1億7,099万円 (資本準備金含む)
会社ホームページ:http://gauss-ai.jp/Rc29GPX3/
AI公営競技予測「SIVA」サイト:http://siva-ai.com/
問合せ先:info@gauss-ai.jp
問合せ担当:野下 龍、安田 大地

* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。